料理初心者さん、いらっしゃい!
最初の一歩にぴったりのメニュー、それが「豚汁」です! 日本の家庭料理の定番、豚汁は簡単・美味しい・栄養満点の三拍子がそろった優秀レシピ。さらに、冷蔵庫に余った野菜を活用できるので、節約&食品ロス削減にも大活躍です。
この記事では、塩・砂糖・醤油・味噌・かつお顆粒だし・油・料理酒という、初心者でも扱いやすい基本の7つの調味料だけを使って作る豚汁レシピを詳しくご紹介します。
「料理って難しそう…」と思う方も大丈夫! 読むだけで「私にもできそう♪」と感じられるよう、簡単な手順で丁寧に解説しています。
「下準備」セクションでは、野菜やお肉の切り方、下ごしらえのコツをわかりやすく紹介! 初心者でも安心して作業を進められます。「下準備」の説明を省略したい場合は、「作り方」セクションから読み進めてください。
「初めてでも、こんなに美味しい料理が作れるなんて!」と驚くこと間違いなし!
さあ、豚汁作りにチャレンジして、料理デビューの第一歩を踏み出しましょう♪
▼基本調味料について詳しく知りたい方はこちら
簡単豚汁レシピ
必要な調理器具
初心者でも簡単に準備できる基本の調理器具だけでOK!
- まな板
- 包丁
- 鍋(直径20cm程度が目安)今回は18cm片手鍋を使用
- お玉
- 菜箸
- 計量カップ
- 大さじ・小さじ(正確な分量で味が決まります!)
- 楊枝(じゃがいもの柔らかさ確認用)
調理器具が不足している場合は、100円ショップやネットで手軽に揃えられますよ。
▼調理器具について詳しく知りたい方はこちら
材料(2~3人分)
自炊初心者でも手に入りやすい、身近な食材を揃えました!
- 豚こま肉:100g
- にんじん:1/3本
- 大根:5㎝分
- じゃがいも:中くらい1個
- ねぎ:1/2本
- ごぼう:30g(今回は冷凍のカット済みごぼうを使用)
- 塩 ひとつまみ
- 油:小さじ1
- 料理酒:小さじ1(炒め用)、大さじ1(煮込み用)
- 砂糖:小さじ1
- しょうがチューブ:2cm(またはすりおろしショウガ2g)
- 水:500ml
- かつお顆粒だし:小さじ1
- 味噌:大さじ2
- 醤油:小さじ1
野菜を切るのがどうしても料理のハードルになっているなら、無理せずスーパーなどで売られている「カット野菜」を使ってみるのも一つの手!
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下準備
豚汁の場合、にんじんや大根の皮は剥いても剥かなくてもどちらでも大丈夫です。あなたの考え方や好み、また料理の目的に合わせて選んでOKです。迷ってしまった場合は以下を参考にしてみてください。
●皮を剥く場合
- 見た目を重視する場合:皮を剥くと、色味が均一になり料理全体が美しく仕上がります。
- 口当たりを重視する場合 :皮を剥くことで、食感が滑らかになります。特に、小さい子どもや高齢者向けに作る際におすすめです。
- 苦みやえぐみが気になる場合 :ニンジンや大根の皮には若干の苦みやえぐみが含まれていることがあり、それが苦手な場合は剥くと良いでしょう。
- 農薬や汚れが気になる場合 :皮を剥くことで、表面に残っている農薬や土、汚れを取り除けます。
●皮を剥かない場合
- 栄養価を重視する場合 :ニンジンや大根の皮には、食物繊維やビタミンCなどの栄養が多く含まれています。
- 時短を重視する場合 皮を剥く作業を省略することで、調理時間を短縮できます。
- 皮の独特の風味が好きな場合 皮にはほんのりとした辛みや香りがあり、これを楽しみたい場合はそのまま調理がおすすめです。
- 食品ロスを減らしたい場合 皮を捨てるのがもったいないと感じる場合、そのまま使用することで食材を無駄なく使えます。
にんじん(いちょう切り)1/3本
1.縦半分に切ります。
2.切り口を下にしてさらに半分に切ります。
3.端から薄切りにします。
大根(いちょう切り)5cm分
1.縦半分に切ります。
2.切り口を下にしてさらに半分に切ります。
3.端から薄切りにします。
ねぎ(斜め切り)1/2本
1.根元を切り落とします。
2.包丁を45度に構えてスライス。
仕上げのトッピングで、ねぎを散らしたい場合は、ねぎの青い部分を小口切りにします。
じゃがいも(四つ切り)中くらい1個
1.半分に切ります。
2.切り口を下にして半分に切ります。
3.さらに横に切る。大きさによっては6等分にする。
3.水にさらします(10分以内)。これでデンプンが落ち、煮崩れ防止に。
1.豚こま肉(100g)の一切れが大きい場合は、一口大に切り、塩ひとつまみをまぶします。これで下味がつき、臭みも抑えられます。
塩ひとつまみとは、「親指・人差し指・中指の3本の指でつまんだ量」です。因みに「少々」は親指と人差し指の2本の指でつまんだ量です。
作り方
1.豚肉を炒める
鍋に油(小さじ1)を熱し、豚こま肉100g、しょうがチューブ(2cm)、料理酒(小さじ1)、砂糖(小さじ1)を加えて炒めます。
2.野菜を加える
肉の色が変わったら、にんじん、大根、じゃがいも、ごぼう、ネギを加え、軽く炒めます。
3.水・調味料を入れる
全体に油が回ったら、水(500ml)、かつお顆粒だし(小さじ1)、料理酒(大さじ1)を加えます。
4.煮込む
中火で15分煮込みます。あくが出てきたらあく取りをします。
あくとりはちょっと面倒だなぁ~
そんな時は「あく取りシート」を使うと楽だよ! 放置できて作業効率が上がるから、私もよく使ってるよ!
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5.じゃがいもが柔らかくなったか確認
じゃがいもに楊枝を刺してスッと通れば火が通っています。
5.味噌を溶く
味噌(大さじ2)を溶き入れます。
6.仕上げの醤油
弱火にして醤油(小さじ1)を加え、全体を混ぜる。
7.完成!
アレンジで豚汁をもっと楽しむコツ
豚汁に合う具材
今回のレシピで使っていませんが、豚汁によく使われる具材を紹介します。
豚汁は地域によっても入れる具材は様々です。決まりはないので、ぜひあなたのお好みの具材を入れて作ってみてください!
- こんにゃく:ぷるんとした食感がクセになります!
- きのこ類:しいたけやしめじで旨味がアップ。
- 豆腐:ヘルシーにボリュームアップ!
- さといも:とろっとした食感がスープを濃厚に。
トッピングでアクセント
豚汁のトッピングには、見た目だけでなく、味、香り、食感、栄養面、そして食事の楽しさといった多くのメリットがあります。定番から変わり種までいくつかご紹介しますので、あなただけのお気に入りをぜひ見つけてみてください!
- 万能ねぎ(小ねぎ):彩り、食感、香りに加え、味わいにアクセントを加えてくれます。
- 七味唐辛子:定番の辛味と香りが豚汁にピリッとしたアクセントをプラス。
- 一味唐辛子:シンプルな辛さで、ピリッとした刺激を楽しめます。
- 山椒:痺れる辛さと爽やかな香りが、豚汁を引き立てます。
- ゆず胡椒:柑橘系の爽やかな香りが、豚汁の味を引き締めます。
- すりごま・いりごま:香ばしい風味がスープに深みを与え、栄養もアップ。
- 生姜(千切りまたはすりおろし):生姜の爽やかな香りが豚汁をすっきりとさせ、体も温めます。
- 大葉(千切り):さっぱりとした風味を加え、濃い味付けのスープを引き立てます。
- 糸唐辛子:華やかな見た目とピリッとした辛さが、食欲をそそるアクセントに。
- 海苔(刻み海苔):風味豊かな海の香りがスープに深みとコクを与えます。
- 天かす:サクサクとした食感がアクセントとなり、コクを増します。
- 柚子の皮:柑橘の爽やかな香りが豚汁をさっぱりと仕上げ、味を引き締めます。
- 白こしょう/黒こしょう:スパイシーな風味で豚汁を引き締め、深みを増します。
- ラー油:ピリ辛とコクをプラスし、風味が豊かになります。
- カレー粉:エスニックな風味が楽しめ、豚汁に新たな味わいを加えます。
初めての豚汁作りを楽しんで!
初めて作ったけど美味しくできた!また食べたい!
美味しく作れると、また食べたくなっちゃって、ついついリピート! これが自炊を続ける最高の好循環だよ♪
豚汁はシンプルな材料で作れるのに、驚くほど奥深い味わいが楽しめる一品です。
まずは一杯作って自信をつけて、次の自炊への一歩を踏み出しましょう!