1月にぴったりなレシピ、「小豆おから蒸しパン」をご紹介します!
お正月に余ったおしるこのあんこを活用しても良し、新しく作ったあんこで楽しむのも良し。低糖質スイーツなので、年末年始の食べすぎが気になる方にもおすすめです。
さらに、小豆から自家製あんこを作りたい方向けに、簡単な手順を詳しく解説!また、「自家製あんこ」、「砂糖入りつぶあん」、「無糖水煮小豆」、「無糖フリーズドライ小豆」のそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめています。
あなたの生活スタイルや好みに合ったあんこの選び方が見つかるはず!ぜひこの記事を参考に、美味しくヘルシーなスイーツを楽しんでくださいね♪
「小豆おから蒸しパン」のレシピ
使用する調理器具
- ボウル
- キッチンスケール
- 泡だて器
- ゴムベラ
- 計量カップ
- 小さじ
- 耐熱容器*1
- クッキングシート
- ケーキククーラー
*1 ジップロック旧型・角型 容量591ml(145×145×63mm)を使用
材料

- 豆腐:150g
- 卵:1個
- アーモンドミルク:100ml
- おからパウダー:25g
- つぶあん(甘味がついたもの):150g
- ベーキングパウダー:小さじ1
作り方
1.豆腐150gをボウルに入れ、泡だて器で滑らかになるまで混ぜます。

2.卵1個、アーモンドミルク100ml、おからパウダー25gを加え、均一になるまで泡だて器で混ぜます(ここで泡だて器の作業終了)。

3.つぶあん150gを加え、ゴムベラで全体を混ぜ合わせます。

4.ベーキングパウダー小さじ1を加え、さらにゴムベラで丁寧に混ぜます。

5.クッキングシートを敷いた耐熱容器に生地を流し込みます。気泡を抜くために容器を台の上に軽く打ち付けて気泡を抜きます。500Wの電子レンジで13分加熱します。
加熱後火が通っていない場合は、追加で加熱してください。

6.加熱後、ケーキクーラーに移して冷まします。
熱いので注意して取り出してください

7.完成!しっとりとした小豆おから蒸しパンを召し上がれ!

自家製あんこの作り方
使用する調理器具
- 鍋
- ざる
- ボウル
- あく取り(またはお玉)
- 計量カップ
- 木べらまたはゴムベラ
材料
- 小豆:275g
- 砂糖:150g
- 塩:小さじ1/4
一般的なレシピに比べて、かなり甘さ控えめの配合になっています。
今回は、小豆に対して砂糖を約54%の割合で加えています。
ちなみに、一般的なレシピでは、小豆に対して砂糖を約80%、小豆と同量、またはそれ以上の量を加えることが多いです。
作り方
1.小豆をざるに入れ、ボウルを重ね、流水で小豆を軽く洗います。

2.鍋に小豆を入れ、小豆が全てかぶる量の水を入れます。強火で加熱。沸騰後、2~3分煮立たせます。
渋みをよりしっかり抜きたい場合は10~15分煮込みます。

3.小豆をざるにあけ、小豆を軽く水洗いする。

1.小豆を鍋に戻し、小豆の3~4倍の水を加えます。
レシピ通り小豆275gを使用した場合は水825ml~1100mlを加える。

2.中火で加熱し、沸騰後は弱火に。アクを取りながら1時間ほど茹でます。
小豆がお湯から出そうになったら水を入れ(差し水)、小豆が常にお湯にかぶる量にする。

3.小豆が柔らかくなっているか確認をする。小豆の硬さは、指で軽くおしてつぶれる程度が目安です。
注意!砂糖を入れた後、小豆は柔らかくなりません!
次の工程で砂糖を加えますが、小豆が柔らかくなったことを必ず確認してから砂糖を入れましょう。

4.柔らかくなった小豆に砂糖を2回に分けて加え、混ぜながら煮込みます。砂糖を入れた後は焦げ付きやすいので、時々かき混ぜながら水分を飛ばしていく。
砂糖を入れた後、1分ほど混ぜてから2回目の砂糖を入れる。

5.水分がほぼなくなったら、仕上げに塩を小さじ1/4を入れます。

6.完成!

余ったあんこの冷凍保存方法
保存のポイント
- 空気が入らないようにフリーザーバッグに詰める。
- 使いやすいよう、200gごとなど切りのいい量で小分けにする。

解凍のコツ
冷凍したあんこを完全に解凍してからお皿に移すと、フリーザーバッグにあんこがべったりとくっついてしまい、出しにくい上にもったいないですよね。
そこでおすすめなのが、少し解凍した状態で取り出す方法です。あんこが軽く柔らかくなり、手で割れるくらいの固さになったら、そのタイミングでお皿に移してください。こうすることで、フリーザーバッグにあんこがほとんど残らず、スムーズに取り出せます!

生活感たっぷりで恐縮ですが💦この方法なら無駄なく、気持ちよく使えますよ!

あんこの種類ごとのメリットとデメリットを詳しく解説
自家製あんこ
甘さや硬さを自由に調整可能:自分好みの味やテクスチャに仕上げることができます。例えば、甘さ控えめにしたり、粒の食感を強めに残したりするなどの調整が可能です。
素材の安心感:使用する砂糖や小豆を自分で選べるため、添加物を避けたり、オーガニック食材を使ったりと、健康志向に対応できます。
幅広い用途:全て自分でカスタマイズできるため、スイーツから料理まで幅広く活用できます。無糖のまま保存したり、甘味を付けてから保存したりと、自由自在です。
手間と時間がかかる:小豆を洗って煮る工程から始まり、砂糖を加えて練り上げるまで、思った以上に時間がかかります。忙しい時には負担に感じるかもしれません。
技術が必要:火加減や煮詰め具合を失敗すると、焦げたり、理想の食感にならなかったりするリスクがあります。
砂糖入りつぶあん
手軽で時短:袋や缶を開けるだけで、すぐに使えるのが最大の魅力です。忙しい時でも手軽に和菓子やパン作りに取り入れられます。
一定の味が保証される:製品によって品質が安定しており、失敗する心配がありません。プロのレシピを再現しやすいのもメリットです。
入手しやすい:スーパーやコンビニで簡単に手に入り、選べる種類も豊富です。
甘さの調整ができない:製品ごとに甘さが異なり、自分好みではない場合もあります。特に甘味を控えたい場合は使いにくいことがあります。
添加物が気になる場合がある:市販品には保存料や着色料などが含まれている場合もあり、素材にこだわる人には向かないことがあります。
無糖水煮小豆
甘さを自由に調整可能:砂糖を後から加えるため、好みに合わせて甘さを控えたり、別の甘味料(蜂蜜やメープルシロップなど)を使ったりできます。
調理の時短:小豆を煮る工程が不要で、味付けだけを行えばよいので、自家製あんこを作るよりも手軽です。
幅広い用途:無糖のため、和菓子以外にもサラダや料理に使うことができ、汎用性があります。
甘味をつける手間が必要:市販のつぶあんと違い、味付けに時間がかかります。特に急いでいる時には不向きです。
風味がやや薄い場合がある:自家製あんこに比べて香りやコクが弱いと感じることもあります。
無糖フリーズドライ小豆
保存が効く:乾燥状態のため、常温で長期間保存可能です。
必要な分だけ使える:少量から使えるので、無駄なく調理できます。自家製あんこを少量だけ作りたい場合にも便利です。
甘さを自由に調整可能:無糖水煮小豆と同様に、砂糖を後から加えることで、好みの甘さや甘味料を自由にカスタマイズできます。
幅広い用途:無糖のため、和菓子以外にもサラダや料理に使うことができ、汎用性があります。
風味がやや劣る:乾燥加工の過程で、小豆本来の香りや味わいが若干損なわれる場合があります。
戻し作業が必要:水やお湯で戻す手間が発生し、手軽さでは他の選択肢に劣ります。また、戻し方によって食感が異なるため、調整が必要です。
おから蒸しパンレシピ作り3つのコンセプト
私が「おから蒸しパン」を作り始めたきっかけは、健康診断での結果が思わしくなかったこと。市販のお菓子を控える必要があり、「ヘルシーだけど満足感のあるスイーツを作りたい!」という思いから始まりました。
そんな私が目指すおから蒸しパンのコンセプトは、次の3つです。
- 美味しさ
- 簡単に作れること
- 続けられること
「スイーツは楽しみたいけど、糖質が気になる…」そんなあなたに向けて、季節ごとのアレンジを加えたおから蒸しパンを提案しています!ここでは、私がレシピ作りで大切にしている3つのコンセプトを詳しくご紹介します。
美味しさ
「美味しい」という満足感があるからこそ、長く続けられる!
市販のお菓子の代替品として、おから蒸しパンの美味しさは欠かせません。しっかりとした満足感が得られることで、「市販のお菓子が食べたい!」という欲求を自然と抑えられるんです。
簡単に作れること
「料理は手軽に、シンプルに!」をモットーに。
料理工程を極力シンプルにして時短を重視しています。「これなら作れそう!」と思ってもらえるような手軽なレシピ作りを心がけています。
また、洗い物が少なくなるように工夫し、忙しい日でもサッと作れる設計にしています。
続けられること
「手に入りやすい材料」で、毎日の生活に無理なく取り入れる。
続けられるレシピにするために、コストと材料の入手しやすさにもこだわっています。近所のスーパーやオンラインショップで簡単に手に入る材料を使い、毎日のおやつタイムに負担なく取り入れられる工夫をしています。
この3つのコンセプトを大切に、健康的で満足感たっぷりのさまざまなおから蒸しパンをお届けします。おから蒸しパンで、楽しくヘルシーなスイーツタイムを一緒に楽しみましょう!
さらに、2月のおから蒸しパンもどうぞお楽しみに!