「安く買えて良かった」……。そんな安心が、一瞬で大きな不安に変わりました。
結論からお伝えします。LIXILの浄水カートリッジを、大手通販サイトやフリマアプリで購入するのは、本当におすすめしません。なぜなら、私自身が実際に「偽物」を掴まされてしまったからです。
購入した当時は、偽物が流通しているという情報さえ知りませんでした。そのため、偽物だとは微塵も疑わずに、約1年間も使い続けてしまったのです。
日本の水道水は、国によって高い安全性が保たれています。本来、そのまま飲んでも安心なはずの水道水。それをもっと美味しく、より安心にしたいと思って使うのが「浄水器」ですよね。
しかし、もしそのカートリッジが「どこの誰が、どんな材料で作ったか分からない偽物」だとしたらどうでしょうか?
「フィルターから、逆に得体の知れない物質が溶け出しているかもしれない……」
そう気づいた時、私は怖くてたまらなくなりました。皆さんには、私と同じような不安を感じてほしくありません。
本記事では、偽物を長期間使ってしまった私の体験をもとに、画像付きで本物と偽物を徹底比較します。安心な水生活を守るために、ぜひ最後までチェックしてください。
きっかけ:もしかして偽物!?まさかのトラブル体験
LIXILの浄水カートリッジがそろそろ無くなりそうだったので、追加購入しようとネットで検索していたときのこと。「LIXIL 浄水カートリッジ 偽物」という不穏なワードが目に飛び込んできました。
「まさか…うちの在庫は大丈夫だよね?」と不安になり、ストックしていた未使用のカートリッジを確認してみると、見た目にいくつか怪しい点が……。念のため、公式サイトから新たに正規品を購入して比較してみたところ、衝撃の事実が判明しました。
私が1年間信じて使い続けていたものは、精巧に作られた「偽物」だったのです。
実は偽物だと確信する前から、一つだけ気になることがありました。それは、浄水器本体の「水道・浄水切替ボタン」の跳ね返りが、以前に比べて明らかに悪くなっていたことです。
当時は「まだ買って1年の水栓なのに、なんだか調子が悪いな?」と違和感がありましたが、まさか原因がカートリッジにあるとは思わずスルーしてしまいました。
今思えば、それは新しい水栓すら悲鳴を上げさせていた、偽物が発した「警告」だったのだと痛感しています。
単に「騙された」という金銭的なショック以上に、私は2つの大きなリスクを痛感しました。
- 「得体の知れない不安」: 国が安全を担保している水道水を、わざわざ「正体不明の材料で作られた偽物」に通して飲んでいたことへの不安。自分や、周りの大切な人の口に入るものだからこそ、この「不透明さ」が一番怖かったのです。
- 「高価な水栓へのダメージ」: 偽物はミリ単位でサイズが異なるため、浄水器本体(水栓)に無理な負荷をかけ、ボタンの不具合や故障の原因になります。
「安く買えるから」という理由で、自分や周りの大切な人の安心、そして長く使うべき大切な住宅設備をリスクにさらしてはいけない――。その事実に気づいたとき、本当に背筋が寒くなりました。
この記事では、実際の比較画像や私の実体験を交えて、「本物と偽物を見分ける方法」を詳しく解説します。
公式サイトから届く時の「安心の梱包状態」
「やっぱり公式は違うな」と感じたのは、商品を見る前の、荷物が届いた瞬間からでした。
公式サイトで購入すると、一目でそれとわかるLIXIL専用の梱包箱で届きます。

公式から届く箱にはこのような「パッケージ変更のお知らせ」が貼られていました。これがあるのも正規品の証です。

伝票の発送元が『LIXILストア』になっているか必ず確認してください。

【比較画像あり】本物と偽物の見分け方(型番:JF-K11-A)
ここからは、実際に手元にある「偽物」と、公式で届いた「新旧の正規品」を比較していきます。
2025年3月以降、公式側はパッケージやカートリッジ本体を入れている密閉袋などアップデートしています。
そのため、「パッケージのデザインが違う=偽物」とは限りません。「変わるもの(パッケージなど)」と「変わらないもの(中身の仕様)」を分けてチェックすることが大切です。
一目でわかる!新旧・正規品と偽物の比較表
| 比較項目 | 偽物(2022年購入) | 正規品(2025年3月購入) | 正規品(2025年9月購入) |
| 外箱サイズ | 1本用サイズ | 3本用大箱に1本入り | 1本用サイズ |
| 外装デザイン | 写真入り(旧公式風) | 写真・水色の帯あり | 白地に文字のみ(シンプル) |
| 重さ(袋込) | 約31g(異常に重い) | 約24g | 約23g |
| ロット番号 | 印刷(平坦) | 刻印(凹凸あり) | 刻印(凹凸あり) |
| 個包装袋 | 透明・片方の端のみ中央に黒マーク | 透明・端に黒マーク(ギザギザ) | 半透明(フロスト) |
【確認】2025年3月にパッケージや中袋が変更されています
ネットで検索して出てくる写真と、手元にある箱のデザインが違う……と不安に感じる方もいるかもしれません。 実はLIXILのパッケージは、2025年3月に変更しています。
まずは、手元の箱がどの時期のものか、最新の変遷を確認してみましょう。
偽物がターゲットにしていた「写真付きの旧デザイン」です。この時期は1本購入でも3本入る大きな箱で届き、中身が動かないよう厚紙で厳重に固定されていました。


デザインが非常にシンプルになり、箱もコンパクトな1本用サイズに変更されました。個包装の袋も、中身が透けて見える「半透明」にアップデートされています。


【要注意】見た目での判断は不可能!これだけ似ています
偽物のパッケージやカートリッジ本体は、驚くほど正規品に見た目を寄せて作られています。
以下は、実際に並べて撮影した比較画像です。どちらが本物で、どちらが偽物か、あなたは見分けがつきますか?


上の写真を見て、どれが本物か即答できる方はほとんどいないはずです。 特に2025年3月版のパッケージ(大箱)と偽物は、文字のフォントやロゴの位置まで瓜二つ。
カートリッジ本体にいたっては、形状も色も全く同じに見えます。 『偽物っぽい安っぽさ』が全くないのが、今の偽物の恐ろしさです。
では、どこで本物だと断定するのか?
私が実際に計測・検証して見つけた、『ごまかしのきかない決定的な判別ポイント』を詳しく解説していきます。
判定ポイント1:決定的な「重さ」の違い
偽物を見分けるポイントのひとつは「重さ」です。
正規品を計測したところ、時期によって23g〜24gとわずかな差がありました。これは個包装の袋の材質変更や、家庭用計りでの微細な誤差の範囲内と言えます。
しかし、偽物は31g~32gと、正規品より約30%も重い結果に。 30gを超えていたら警戒……という指標になります。


判定ポイント2:ロット番号が「刻印」かどうか
次に確認すべきは、パッケージ(外箱)に刻印されたロット番号です。
パッケージがどれだけ変わっても、この「刻印」という手間のかかる工程は正規品ならではの大きな特徴です。
正規品: 力強く打ち込まれた「打刻(刻印)」 色は濃い黒で、強い力で押し付けたような「凹凸」があります。物理的に打ち込んでいるため、文字の周りにわずかなインクの滲みがあり、文字の太さが不均一に見えるのが特徴です。

偽物:のっぺりとした「表面印刷(プリント)」 パッケージ(外箱)にただ印字しただけの「プリント」です。凹凸が全くなく、指で触れてもツルツルしています。プリントなので滲みがなく文字が鮮明です。一見すると正規品よりも「きれい」に見えてしまうため注意が必要です。

見た目だけじゃない!「使い心地」で確信した決定的な違和感
実は見分け方を確信する前、偽物を使用している最中にどうしても気になるトラブルがありました。
浄水器本体の「水道・浄水の切替ボタン」の跳ね返りが悪くなり、うまく機能しなくなってしまったのです。
わが家の水栓は、設置してからまだ1年ほど。 本来なら不具合が出る時期ではありません。「もう故障?ハズレを引いたのかな……」と落ち込んでいましたが、正規品に交換した瞬間、その不安は一気に吹き飛びました。あんなに重かったボタンが、嘘のようにスムーズに動くようになったのです。
原因はおそらく、偽物の精度の低さ。ミリ単位のズレが内部で無理な負荷をかけていたのでしょう。
「水栓自体が壊れていなくて、本当によかった……」と心の底からホッとしました。もしあのまま偽物を使い続けていたら、今頃は内部パーツが変形し、数万円かけて水栓ごと交換する羽目になっていたと思い、あとからゾッとしました。
ちなみに、『自分で交換できるか不安……』という方も大丈夫!こちらの記事で写真付きで詳しく解説していますが、実は5分もあれば終わるくらい簡単なんです。
このように、見た目にも性能にも大きな差がある偽物。実は、私一人が被害に遭ったわけではなく、ここ数年で国やメーカーが動くほどの深刻な問題になっているのです。その経緯をまとめました。
実は前から問題に…模倣品トラブルの時系列とLIXILの決断
LIXILの浄水カートリッジをめぐる偽物問題は、一過性のブームではありません。実は「国やメーカーが異例の対応をせざるを得ないほど」深刻化している、現在進行形の大きなトラブルなのです。
皆さんが手元にあるカートリッジを購入した時期を思い出しながら、この背景を確認してみてください。
模倣品トラブルの主な経緯:LIXILが「直販限定」に踏み切った理由
2020年9月〜:ネット通販で偽物の相談が急増
2020年10月:LIXILが「本物と見分けがつかない精巧な偽物」への注意喚起を開始
2023年2月1日:【重要】消費者庁による異例の注意喚起。「浄水できていない可能性がある」と国が警告
2023年4月1日:LIXILが「販売ルート全廃」の決断。公式ストア以外の全販路をカット
2024年9月27日:「浄水カートリッジ模倣品撲滅宣言」を発出。法的措置を含む厳しい姿勢へ

ここまでメーカーや国が躍起になるのは、それだけ『見た目では判別できないほど偽物が巧妙』だからです。単なる安物問題ではなく、私たちの健康に関わるからこそ、LIXILも異例の決断を下したんですね。
【参考】
消費者庁ホームページ https://www.caa.go.jp/notice/entry/032005/
株式会社LIXIL 浄水カートリッジの偽物の注意喚起 https://www.lixil.co.jp/announce/cartridge.htm
株式会社LIXIL 浄水カートリッジ模倣品撲滅宣言 https://newsroom.lixil.com/ja/2024092702
【重要】2023年4月以降、正規品の販売ルートは「公式」のみ
特に注目すべきは、2023年4月以降の動きです。
2023年4月1日より、すべての浄水カートリッジはLIXILストアでの直販に移行しました。
正規品の浄水カートリッジが購入できるのは、LIXIL公式通販サイト「LIXILストア」だけです。
弊社が販売するすべての浄水カートリッジの販路をLIXILストアでの直販に移行いたしました。そのため、店舗での販売は行っておりません。また、ショールームでの取扱いもございません。
(LIXIL公式HPお客様サポートQ&Aより引用)
つまり、現在LIXILが認めている販売窓口は「公式ストア」のみ。 どんなに評価が高いショップであっても、公式ルート以外での購入はすべてメーカーの保証対象外となります。
もう騙されない!正規品を確実に手に入れる唯一の方法
偽物の巧妙さを知ると、「じゃあ結局、どこで買えばいいの?」と不安になりますよね。 100%確実に本物を手に入れる方法をお伝えする前に、まずは「なぜ今まで私たちが使っていた場所」が危険になってしまったのか、その理由を整理しておきましょう。
なぜ今「大手通販サイト」や「フリマアプリ」での購入は危険なのか?
2023年4月以降、LIXILは「公式ストアのみでの直接販売」というルールを徹底しています。
つまり、これ以降に大手通販サイトやフリマアプリで「新品」として販売されているものは、LIXILが公式に認めたルートを通っていない、いわば「メーカーの管理が及ばない商品」ということになります。
毎日家族で飲む水道水。メーカー側が「品質を保証できない」と明言している非公式ルートのフィルターをわざわざ選んでしまうのは、少し不安ですよね。
「安く手に入れたつもりが、実は納得のいかない買い物だった……」 そうならないために、まずはご自身が「いつ、どこで買ったか」を今一度チェックしてみてください。
【体験談】私が購入した場所と結果
私がこれまでに購入したルートと、その結果は以下の通りです。
| 購入時期 | 購入場所 | 結果 | 私の感想 |
| 2022年11月 | フリマアプリ | 偽物 | 1年も偽物を使っていた後悔。水栓へのダメージも心配に。 |
| 2025年現在 | LIXIL公式ストア | 正規品 | 届いた瞬間の安心感が違う。もう迷う必要がなくなりました。 |
偽物を手にしてみて痛感したのは、「安さと引き換えに、毎日の安心を捨てていた」という事実です。
自分の体に入る水だからこそ、根拠のない「正規品」という言葉を信じるより、100%の確証がある場所で買う。それが、私が行き着いた一番賢い選択でした。

偽物の怖さはよ〜く分かったけど……。結局、どこで買えば100%安心なのかな?

その答えは、たったひとつ。『LIXIL公式ストア』だよ! 2023年4月以降、メーカーが「ここは100%安全です」って保証しているルートは、実はここだけなんだ。
まとめ|数千円の差で「一生の安心」と「水栓の寿命」を買う
現在、私が愛用している「JF-K11」の価格を比較してみると、その差は歴然としています。
- LIXIL公式ストア: 1本 約9,000円
- 大手通販サイト: 1本 約2,600円〜 / 3本セットで約5,000円〜
1本あたり6,000円近い差。3本セットに至っては、公式1本の値段より安いことになります。この圧倒的な安さを前に、心が揺れない人はいないはずです。私もかつては「お得だし、これでいいや」と偽物を手にしてしまった一人でした。
しかし、偽物を使い続け、不具合を経験した今ならはっきりと言えます。その数千円の差は、「安全な材料」と「精密な設計」、そして「絶対的な安心」の代金です。
- 「安すぎるフィルター」の正体は? 正規品の原価すら下回るような価格のフィルターが、本当に有害物質を除去できているのでしょうか。逆に、不衛生な材料で水が汚染されるリスクを、数千円の節約のために背負う価値はあるでしょうか。
- 「数万円の出費」という皮肉な結果 偽物による負荷で水栓本体が故障すれば、修理や交換には数万円の費用がかかります。数千円をケチったつもりが、結局は大赤字になりかねません。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、浄水カートリッジにおいては「安物買いの健康(安心)失い」になってはいけません。
2023年4月以降、LIXILが販路を絞ったのは、私たち消費者を模倣品から守るための決断です。
どうか、目先の安さよりも、毎日続く「美味しい水」と「大切な水栓の健康」を選んでください。LIXIL公式ストアで「本物」を手に入れたとき、その安心感こそが一番の価値だと気づくはずです。
無事にカートリッジが届いた後の『失敗しない交換手順』については、こちらの記事を参考にしてみてください!
ラクうま健康ごはん
