自炊始めようと思って調理器具を買いに行ったけど、何を買えばいいか分からない・・・。
「よし!これから自炊を始めるぞ」と気持ち新たに調理器具を買おうと思ったものの、いざ売り場やネットショップを覗いてみると、種類の多さに圧倒されて心が折れそうになったことはありませんか?あれこれ迷って疲れてしまい、結局料理を始める前に諦めてしまった…なんてことも。けれど、それは本当にもったいない!
そこで今回は、これから自炊を始めたい初心者さん向けに、最低限揃えるべき調理器具6つを厳選しました。そのアイテムとは、「包丁」「まな板」「鍋」「お玉」「菜箸」「計量カップ・スプーン」の6点。どれもシンプルですが、料理を作るには欠かせないものばかりです。
それぞれのアイテムを買う際の具体的なポイントや、私自身が「もし初めて調理器具を揃えるなら」という視点で選ぶアイテムについてもご紹介します。
さらに、調理器具を選ぶときに役立つ購入時のポイントも解説。この記事を読めば、「本当に必要なもの」が明確になり、迷うことなくスムーズに準備が進められるはずです。
自炊ライフを始める第一歩を、このガイドと一緒に踏み出しましょう!楽しい食生活があなたを待っていますよ♪
調理器具を選ぶ前に!購入時の5つのポイント
1. 高価な調理器具は避ける
まずは安くてコスパの良いアイテムを選びましょう。「これがないと不便!」と感じたタイミングで、必要に応じてグレードアップすればOK。初期投資を抑えて気軽に始めることが大切です。
例えば趣味でギターを始めるぞ!となった時にいきなり何十万、何百万円ものギターを買いませんよね。調理器具も同じで、まずは小額からはじめよう!
2. 一気に揃えない
最初から全部揃えるのは避けましょう。なぜなら、自炊が続かない場合、後悔する可能性があるからです。少しずつ揃えることで無駄を省き、必要なものだけを買うことができます。自炊をやっていくうちに、「もう少しこの作業を時短したいなぁ」とか「今持っている調理器具だと物足りないし不便だなぁ」と思ってきたら、その時が調理器具を追加するタイミングです。
3. 汎用性の高い調理器具から購入
例えば「切る」という作業において、汎用性の高い調理器具は包丁です。肉、魚、野菜と幅広い食材に対応できるし、多様な切り方もできます。このように、1つで何役もこなせるアイテムを選ぶと失敗しません。始めは頻繁に使える汎用性の高いアイテムだけを揃えて、必要に応じて特化性の調理器具を購入しましょう。
「なんか最近玉ねぎ薄切りの料理作ること多いなぁ」と思ったら、スライスが得意な特化調理器具であるスライサーを購入するといった感じです。
4. 収納スペースと作業スペースをチェック
調理器具を購入する前に、まずは収納スペースと作業スペースをしっかり確認しましょう。買ったはいいけれど収納できずに置き場所に困ったり、作業スペースが狭くなってしまったりすると、料理がストレスになってしまいます。また、作業スペースに合わない大きな調理器具を選んでしまうのもNG。せっかくのお料理タイムを快適に楽しむためにも、事前のチェックが大切です。
5. 耐久性・お手入れのしやすさを重視
せっかく買うなら、長く愛用したいですよね。そのためには、耐久性や耐熱性があるかどうかをしっかり確認しましょう。そして、長く使う上で意外と重要なのが「お手入れのしやすさ」です。お手入れが面倒だと、つい後回しになってしまい、結果的に衛生面が気になってしまうことも・・・。
ストレスなく使い続けるためにも、簡単にお手入れできる調理器具を選びましょう。
初心者が最初に揃えるべき調理器具6選
では、具体的にどんな調理器具を揃えるべきなのか、選び方のポイントを解説しながらご紹介します。
基本的に、私自身が「初めて調理器具を揃えるなら」という仮定で考えてみました。
1. 包丁(万能包丁・三徳包丁)
おすすめ:万能包丁(三徳包丁)オールステンレス製で、刃と柄の継ぎ目がないものがベスト
野菜、肉、魚と幅広く対応でき、お手入れも簡単です。
私のおすすめは、現在使用している「貝印のオールステンレス万能包丁 関孫六‐桜」です。
この包丁は切れ味が抜群!重さも一般的な万能包丁に比べて軽いため、長時間使っても手が疲れにくいのが特徴です。また、グリップ部分には滑り止めが施されており、手が少々濡れていても安心して使えます。料理中に手が濡れる場面はよくあるので、この点は非常にありがたいです。
さらに、私が包丁選びで特にこだわる「継ぎ目なし」のデザインも採用されています。これにより、隙間に汚れが溜まる心配がなく、お手入れが簡単でストレスフリーです。
この包丁は女性向けに開発されたようですが、男性にも十分使いやすいと感じています。実際、夫もこの包丁を愛用中です。夫の自炊歴は約10年前頃に数ヶ月ほど。つまり自炊初心者さんです。最近は本腰をいれて自炊を始め、毎日ではないですが、細く長く続けて約9カ月が経ちました。初心者さんでも扱いやすい点が、この包丁の魅力のひとつです。
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おすすめの包丁だとちょっと予算オーバーしてしまうという方もご安心ください。
オールステンレスの万能包丁(三徳包丁)はお安いのだと2,000円台から買えます!予算に合わせて検討してみてください。
2. まな板
おすすめ:中サイズ(30cm~×20cm~)プラスチック製またはゴム製
軽くて洗いやすいし、消毒もしやすいです。
サイズは30cm以上、20cm以上あると十分切るスペースが確保されます。
ですが、キッチンの作業スペースに見合ったサイズであることが一番重要なので、そちらを優先してくださいね。
私はプラスチック製のものすごいシンプルなまな板を使っています(36.5×22で厚さ1cm)。1,000円程度で購入可能。
滑り止めがないと心配、という場合はネットや店舗で販売している滑り止めつきまな板の購入をおすすめします。
こちらも1,000円程度で購入可能。
滑り止めがなくても大丈夫という場合は、100均のプラスチック製またはゴム製のまな板でもOK。
3. 鍋
おすすめ:直径18~20cmのフッ素加工など焦げ付きにくいコーティングがしてある鍋
みそ汁、カレー、シチュー、炒め物までこれ1つでOK!焦げ付きにくく初心者に優しい鍋です。
フライパンは浅いので、汁物が作りにくいです。あと炒め物もこぼしやすいので始めはある程度深さがある鍋を買うことをおすすめしています。
現在、いくつかの鍋を持っていますが、もし私が初めて自炊をするとしたら、その中から「アイリスオーヤマの片手鍋」を選びます。理由は5つ。
1.汁物、カレー系、炒め物とオールマイティな点
2.1人分を作るのににちょうどいいサイズ感
3.蓋付き
4.食材が鍋底にこびりつかないので料理しやすい
5.焦げ付きにくいのでお手入れがしやすいです
今でも現役でフル稼働しています!
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4. お玉
おすすめ:シリコン製またはナイロン製
鍋を傷つけず、お手入れもしやすい!食洗器対応のものを選ぶとさらに便利です。
食洗器対応のお玉がいい!という方は、現在私が使用しているニトリの「シリコーンお玉」をおすすめします。
これで汁物も、カレーのようなちょっと粘度のあるものもすくいやすいです。
おたまのすくう部分が少し小ぶりなので、小さめのお鍋でもすくいやすいのが気に入っています。
お玉自体が柔らかくしなるので、鍋底に少し残っているるソースも取りやすいです。
食洗器対応でなくてもいいよという方は、100均のシリコン製のお玉がおすすめです。
食洗器対応だったら買いたい!と思った商品です。
5. 菜箸
おすすめ:木製またはシリコン製
握りやすく、軽いものが理想。100均で手軽に手に入ります。
私は普段、100均で購入した竹製のシンプルな菜箸を愛用しています。100均で複数本セットの菜箸を選ぶ際は、長さが同じものを選ぶのがおすすめです。柄が違っていても、長さが揃っていれば使いやすく、ズボラな私でも扱いやすいからです。
実は最近、お得感に惹かれて長さがバラバラの3本セットの菜箸を買ってみたのですが、これが意外と失敗でした。同じ長さの菜箸を収納場所から探し出すのが面倒で、ちょっとしたストレスに…。次回は必ず長さが揃ったものを選ぼうと心に決めています。
複数本セットの菜箸を購入する際は、ぜひ本数に惑わされず長さに注目して選んでみてください!
6. 計量カップ・スプーン
計量カップおすすめ:耐熱もしくは電子レンジ対応、サイズは500ml、目盛りがはっきりしている
●電気ケトルかやかんを持っている場合➜レンジ非対応でもOK
私はネットショップで450円程の計量カップを買いました。耐熱ですがレンジ非対応でサイズは500mlの計量カップです。
●お鍋1つのみしか持っていない場合➜レンジ対応可の方がベター
お鍋1つだけだと、お鍋に食材が入っているからお湯が沸かせない!なんてことも。そうすると事前に料理工程をきっちり組み立てるか、その場でマグカップなどで対応するかしかなくなります。そうなると気軽感がなくなり料理が楽しめなくなるのでね。
ショップで購入する場合はだいたい400円強~購入できます。
今は100均でも計量カップのバリエーションがあるので、予算に合わせて購入先を検討してみてください。
計量スプーンおすすめ:シンプルな大さじと小さじ
現在100均の計量スプーンを使用しています。
特に使用上問題はありませんので、100均でお安く買うのをおすすめします♪
まとめ:調理器具の購入のポイントを押さえ、スモールスタートで!
この記事では、自炊を始める料理初心者さん向けに 購入時のポイントと必要な調理器具6選 をご紹介しました。
もう一度おさらい!購入時のポイントは以下の5つです:
1.高価な調理器具は避ける
2.一気に揃えない
3.汎用性の高い調理器具から購入
4.収納スペースと作業スペースをチェック
5.耐久性とお手入れのしやすさを重視
そして、揃えるべき調理器具はこちらの6つ:
1.包丁
2.まな板
3.鍋
4.お玉
5.菜箸
6.計量カップ・スプーン
これらの調理器具は、ネットショップやスーパー、100均で手軽に揃えられるものばかり。
コストを抑えつつも自炊に必要なアイテムを揃えることができます。
いきなり完璧を目指さず、スモールスタート を意識してみてください。
まずは必要な道具を揃えるところから始めて、自炊ライフの一歩を踏み出しましょう!
ぜひこの記事を参考に、自分にピッタリの6つの調理器具を選んでみてくださいね!